イベント

マークエステル展
日本神話に魅せられて

2018年3月6日(火)〜3月11日(日)
10:00〜19:00(最終日は15:00まで)
ギャラリーA・B
入場無料

第177回 尾山神社奉納記念

日本神話「古事記」に魅せられて

マークエステルは、1943年にパリで生まれ、南仏コートダジュールのカップエステルホテルで7歳から50年を過ごしています。父親の経営する格別に美しいこのホテルは、カラヤンやチャップリンなど各界の著名な人々が訪れるという特別な環境で、幼いマークエステルの感性を磨き将来芸術家となる導きとなりました。少年時代より絵が好きで画家になりたいと願うも厳格な父はそれを許さず、パリ大学卒業後は外交官の道に進みます。27歳で外務大臣秘書となり大阪万博で初めて日本を訪れた際、運命の出逢いがあります。京都の清水寺で水墨画墨の滲みの美しさに衝撃を受け、それを色で表現したいと強く決意。父を説得し画家へと転身を果たしたのです。その後、制作に打ち込み油彩を使って滲みを作るという独自の技法を確立させた後、ブロンズ、ガラス工芸品 、シルクの型染や、陶器の絵付け、漆と制作の幅を拡げていきます。
また、幼い頃より世界の神話に親しんでいた彼は、日本語を習得する教科書として日本神話「古事記」を選び、その素晴らしさに魅せられ、ライフワークとして取り組むようになります。1996年に伊勢神宮からブロンズ作品「天照大御神」の奉納依頼を受けたことを機に、全国の神社への作品奉納が始まり、21年間で176社の神社に奉納してきました。彼にとって神社への奉納は、画家マークエステルを育んだ第二の母国日本への恩返しであり、感謝の証しであります。本年75歳を迎え、作品は更に力強く色鮮やかに光を放ち、芸術家としての円熟の時を迎えています。今企画では、油彩画を始めとする新旧代表作約150点を一堂に展示する企画となりますので是非ともこの機会にご高覧ください。


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