←※チラシは左の画像より入手可能。
小田部羊一は、半世紀にわたり日本のアニメーション業界の第一線で活躍してきました。「アルプスの少女ハイジ」や「母をたずねて三千里」、「火垂るの墓」など日本アニメの名作、「スーパーマリオ」や「ピカチュウ」などのキャラクターの多くは、彼が制作に関わっています。作品を制作する際、「線」の表現を大切にしてきたと彼は語っています。
本展覧会では、小田部羊一がこれまで手掛けてきた作品の原画や、制作途中の絵画などを公開します。作品を通じ、アニメーション制作の楽しさだけではなく、彼の線描表現の豊かさを感じていただけますと幸いです。
〜小田部羊一(こたべ よういち)〜
1959年、東映動画株式会社(現:東映アニメーション株式会社)へ入社。主要な名作で活躍後、高畑勲、宮崎駿と共にAプロダクション(現:シンエイ動画)へ移籍。常にアニメーション史に残る名作にその名を刻む。
1985年、任天堂に入社。アニメーションのノウハウをテレビゲームに取り入れる。
現在はフリーで活躍する傍ら、日本アニメーション文化財団理事のほか多数の役職を務めながら、講演や後進の指導、展覧会などで活躍している。
◎本展覧会は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じて開催します。
詳しくはこちらをご確認お願いします。☆小田部羊一 サイン会&トークショー【事前申込】
小田部氏ご本人によるサイン会&トークショーを開催します!
ここだけでしか聞けない、アニメーション制作の裏側や思いを語ります。
◇日時/ 11月28日(土)
・トークショー 15時〜16時
・サイン会 16時〜16時半頃
◇会場 / しいのきプラザ(1階)
◇定員 / 30名
◇参加費無料
<参加申し込み先>
しいのき迎賓館事務室(9時〜18時)
Tel: 076-261-1111
※電話のみの受付します。
→定員に達したため、受付を終了しました。
☆奥山玲子作品 特別展示
2019年度前期放送の連続テレビ小説「なつぞら」の主人公のモデルとなった奥山玲子は、実を言うと小田部羊一の妻です。奥山玲子の作品も併せて特別展示します。
〜奥山玲子(おくやま れいこ)〜
東映動画株式会社へ入社し、長編アニメ「白蛇伝」に動画スタッフとして参加。母を訪ねて三千里、注文の多い料理店などの長編スタッフとして活躍する。
1963年、同僚だったアニメーター小田部羊一と結婚。晩年は銅版画家としても活躍。2007年5月6日病没。
【主催】
石川県政記念しいのき迎賓館
【後援】
北國新聞社、北陸放送、テレビ金沢、
エフエム石川、金沢ケーブル、
ラジオかなざわ・こまつ・ななお
【資料提供・協力】
アニドウ・フィルム
日本アニメーション文化財団
【協力】
日本アニメーション株式会社
【企画制作】
宮下印刷株式会社
☎お問い合わせ📶
しいのき迎賓館事務室 (9時〜18時)
Tel:076-261-1111