従来、日本では小さな植物、動物など、自然のうつろいを漆の蒔絵、器の絵付けなど工芸に表現する伝統がありました。しかし、戦後、外国からのモダンデザインの台頭で、特に1960年代〜70年代、デザインの世界では機能優先で無駄のないフォルムを良しとしてきました。その後、「用と美」というクラフトデザインのあり方は機能と装飾との調和を考えてモノをつくる時代になってきました。
「工芸の美こそ装飾にある」という人もいます。装飾がモダンデザインの台頭により、過去の遺物として排除されてきたことの裏返しが今や、装飾の時代になったとも考えられます。そして今、若い女性は装飾=デコラティブをデコと称し、独特の美の表現を楽しんでいます。
日本クラフトデザイン協会会員が「現代の装飾」を個性豊かなクラフト作品で表現します。
【ワークショップ「コサージュ・ぺルレを作ろう」〜自分らしさは、自分で演出〜】
○日時:9月1日(土) 13:30〜16:00
○会場:2Fイベントホール
○お問合わせ 日本クラフトデザイン協会 事務局
TEL 03-3370-1324 E-mail:info@craft.or.jp